宗教の秘密


宗教の必要性

なんで宗教があるのか?

宗教は悪いから無いほうがいい?

宗教を信じている人は騙されている?

そんな疑問に、父が聖書の原典を研究していて、母が仏教を信仰していて占いマニアの自分の考えをお伝えします。

宗教の良いところ

よく、信じるものは救われるといいますが、実際神様がいてもいなくても、救われるケースが多いです。

例えば、一生良いことを行っても、常に貧乏で報われず不幸な人がいたとします。その人は、大変信仰心が篤く日々神様に感謝して生きていました。死んだあと天国に行けるという信仰をしていれば、その人は死ぬときに安らかに死ぬことができます。一方、信仰心がない人は、なぜ俺はこんなに良いことをしたのに報われないんだと恨みを持って死んでしまいます。この人たちの人生でどちらが幸せかというとまぎれもなく前者です。

また、小さいころから近所に協会があり、見たことはないけど神様はいて、良いことをすれば天国、悪いことをすれば地獄に行くと漠然と理解していた人がいます。その人は頭がよく、人を陥れる策略がすぐ思いつく人でしたが、神様がいて悪いことをすると不幸になるから、良いことをしようと思って生きた場合、その人が一生のうちでする悪い行いがなくなります。社会秩序を守るためにも、宗教は無いよりあった方がよいと思います。

そのほかにも、同じ宗教の人たちで助け合ったり、経典を理解することで悩みがなくなったりします。

神様のいるいないは関係なく、信じる人は幸せになる。

宗教の悪いところ

宗教の悪いところは、人ではなく教えにあります。例えば、唯一の神様などという教えは他を認めず争いになる恐れがあります。

また、神様のためになれば幸せになれるという、空手形で悪いことをしてしまう場合があります。神様のために戦う、神様のために殺す、神様のために争うなどです。

それから、悪い人に悪用されることがあります。宗教は集団、団体になりやすく人数が多いと権力が発生して悪い人がその権力を利用する恐れがあります。

宗教の教えによって悪いことをする場合がある。

仏教とキリスト教が同じ?

母が仏教徒で真言宗、父が聖書の研究を趣味にしている、筋金入のキリスト信者というあり得ない環境に生まれ育った自分が思う事として、二人の会話は同じことを言っているように聞こえました。二人は、妹が生まれてすぐに離婚しているのですが、お互い再婚しておらず、子供の自分としては一緒に暮らしてほしいと常に祈っています。
さて、ここで仏教とキリスト教の教えの違いを統合出来れば、世界が平和になるかも知れない。悲しい幼少時代を過ごした自分と同じ境遇の子供を造らないために、ある一つの解釈として努力してみたいと思います。
① 輪廻転生:仏教には輪廻転生という思想があります。お釈迦様は何回も生まれ変わって徳を積み、やっと悟りを開いとという話があります。仏教の根本的な思想、因縁果の事です。キリスト教では、一見するとカルマや、輪廻転生を否定しているように見えます。キリスト教では、神様が人々の罪や過ちを赦し、神の恵みによって救われるとされています。しかし、神様の教えの戒律を守ることにより神様に赦されるのであれば、信仰により悪事を行わないことでカルマを解脱することにつながるのではないでしょうか。また、神様そのものが「法」真実ととらえれば仏教と矛盾はないのではないのでしょうか?
② 私の他の神をあがめてはいけない:キリスト教では他の宗教をあがめないように戒律を定めていました。これは、当時の人たちで書物を購入するお金もなく、場合によっては字もあまり読めない人達が、騙されるのを防ぐための戒律ではないでしょうか?今であれば、スマホ一つで誰もが簡単に世界中の知識にアクセスできる環境があります。誰もが自分で理解し、考えることが出来ます。そこで、単純に宗教によってダメとか良いではなく、教え一つ一つの解釈を理解して判断することが必要だと思います。
父親は髪の毛1本からつま先までキリスト教徒のような人で、とても直接仏教とキリスト教は同じとは言えないのですが、親を思う子心ということで記載します。まあ、父の願いが一つかなうとしたら、すべての人をキリスト教にすると言っていたので、離婚の原因は宗教だけではなく性格もあったかもしれません。

まとめ

神様がいるいないにかかわらず、人や周りのためになる教えを信じる人は幸せになり、人や周りのためにならない教えを信じる人は不幸になります。
皆さんが、幸せになれるようお祈りします。