どうしても苦しいときには 一度解脱する

不幸で悲しくてどうしようもない

人は、生きていれば三回くらいは、つらくてどうしようもない時があります。何もできなくて、する気もなくて、ただ、途方に暮れて悲しみに沈んでしまう時があります。頭でわかっていても、心が落ち込む時があります。

乗り越えるために

だれも、あなたを助けられません。自分で乗り越えるしかないのです。体の傷は治りませんが、心の傷は治ります。それが成長です。乗り越えられない苦難を、神様(宇宙)は与えません(宇宙には法則がありバランスが取れている為)。乗り越えるためには、解脱するのが近道です。また、解脱すると、その後の人生で苦難があった時、応用出来ます。生きるとか死ぬとかを、超えた精神を得ることです。

般若心経は、解脱の近道

般若心境は、お釈迦様が弟子のシャリシに説いた教えです。

すべてのことは、自分の心の中にある。天国も地獄も心の持ち方次第。目の前にあるものも、見えるものも、触れるものも、すべてがまぼろしで心が作り出したもの、本質は空。周りのことは心の思いを写す鏡で、本当は何もないのだ。このことを知って、解脱しよう。彼岸の向こう側、悟りの世界へいこう。

かなり、はしょりましたが、この世のすべては気持ち次第、本当は良いも悪いもなく宇宙に意志(不幸にしてやろうとか幸せにしてやろう)はなく、不幸や幸せは自らの心が作り出したものということです。

例えば、1万円のはいった財布を拾ったとします。ある人は、「交番に届けなければいけないが面倒くさいなあ」と悪く受け取ります。ある人は、「1万円も入っているから、お礼として千円くらいもらえるかも、持ち主が現れなければ1万円もらえる!」と良く受け取ります。同じ1万円が入った財布を拾った事でも、悪く受け取る人と、良く受け取る人がいます。

さらに例えると、交通事故で九死に一生を得た人がいます。「ああ、俺はなんて幸運なんだ、残りの人生を大切に過ごそう」と思う人もいれば、「ああ、俺はなんて運が悪いんだ、あの時に事故に合わなければ今頃仕事がうまくいったのに。なんで事故にあってしまったのだろう、畜生あいつのせいだ」と現実を直視できず、人のせいにして前に進めない人もいます。

同じことが起きても、人により受け取り方が違います。現実を認識して前に進める人と、その場に立ち止まり前に進めない人です。この違いは、気持ちの持ち方ですが、出来事が大きければ大きいほど、気持ちの整理が付きません。そんな時、般若心経で、一度解脱(すべて心の持ち方次第で、真実は空)出来ると次の人生に進みやすくなります。

まとめ

悩んだり、苦しんだり、逃げ出したくなったら、一度解脱して落ち着いて考えてみる。焦らなくていい、じっくり落ち着いて、自分の心の中を見つめてみましょう。

解脱するには、般若心経がおすすめです。

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