悪い運を良くする「災いは過去からきて、幸せは未来からくる」

災いは過去からくる

今の自分の状態は、過去の積み重ねで偶然ではありません。過去の行いが、連鎖して、めぐりめぐって今の自分に降りかかっています。

何か悪いことがあるなら、それは過去の影響です。若い頃は、親やご先祖様の影響が強いですが、中年以降であれば、自分の行いの結果が表れています。ただ、もとをただせばそういう親の下に生まれる因縁自体、前世の行いです。

現在不自由な状態で、何かに縛られているとします。過去の悪いことから逃れるためには、お不動様(種々界智力)西:金の方位(太陽は西へ沈みます)を供養することで、物事を見通す力、千手観音(天眼無礙智力)の徳(北:水の方位)を得ることが出来ます。

過去のしがらみから抜け出して自由になれば、自分のやりたいことが出来ます。

幸せは未来からくる

これからの行いで、幸せになれるかどうかが決まります。未来を切り開くことで、幸せになることが出来ます。

愛や名声を得たいなら、未来を切り開くことです。今の行いが、未来の幸せにつながります。過去は変えられませんが、未来は造ることは出来ます。

未来を切り開く力は、文殊菩薩(過現未来業報智力)東:木の方位(太陽は東から昇ります)を供養することで、成功者の徳が分かる力、勢至菩薩(根上下智力)の徳(南:火の方位)を得ることが出来ます。

徳を積むには、仏教には六波羅蜜という言葉があります。それを実現することで幸せになることができます。

まとめ

災いを除くためには過去を清算する、幸せになりたいなら、未来を切り開くことです。

そのためには、過去のカルマを解決すること、今から徳を積んで愛や名声を得ることです。ただ、この二つを行うことはなかなか難しいです。そのために、お不動様の力、文殊菩薩様の力をいただくと近道です。